歯科スタッフさん毎日の上げ下げが地味につらいです…
「夕方になると腰が重い…」「肩がパンパンで湿布が手放せない」
そんなお悩みの声、スタッフさんから聞こえてくることはありませんか?
実は、収納の「高さ」を変えるだけで、体への負担が驚くほど軽くなります。
今回は、身体に負担の少ない収納術についてお伝えします。
その「肩こり・腰痛」、実は収納のせい?


診療中の前傾姿勢や長時間の立ち仕事が体に良くないことは、多くのスタッフが知っています。
しかし見落とされがちなのが、「物を取る・戻す」という何気ない動作の積み重ねです。
一日に何十回、何百回と繰り返される「ちょっとかがむ」「少し背伸びをする」「腕を伸ばす」といった動作。
一回一回は小さくても、積み重なれば筋肉に相当な負荷をかけています。
解決のカギは、診療技術でも筋トレでもありません。
収納の「高さのルール」を見直すだけで、体の疲れは大きく変わります。
体を守る「3つのゾーン」とは?
収納場所を人の動きに合わせて3つのゾーンに分類すると、どこに何を置くべきかが一目でわかります。


棚の上から…
上段ゾーン|肩より上
腕を上げたり踏み台が必要になる場所。軽くてかさばるもの、在庫のストックなどを収納します。
重いものは絶対に置かないこと。
黄金ゾーン|腰〜肩の高さ
最も自然な姿勢で手が届く、体にとって一番ラクな場所。
毎日何度も使うアイテム(グローブ、基本セット、よく使う材料など)はここに集中させます。
下段ゾーン|腰より下
かがむ動作が必要なため、頻繁に取り出すものは置かないのが原則。
重量のある物や使用頻度が低い予備品を収納します。
持ち手やキャスターをつけるなど、取り出しやすい工夫を忘れずに。
使用頻度が高いほど黄金ゾーンへ。
重さが増すほど腰より下ゾーンへ。
この2つの原則だけ覚えておけば十分です。
歯科医院の「あるある」から解決策を考えてみます
実際の医院でよく見かける収納の問題を、ゾーン理論に当てはめて考えてみましょう。
今日からできる!3ステップ改善法
大がかりなリフォームは不要です。スタッフが協力して、次の3ステップを実践するだけで変わります。
スタッフ全員で「取るのが大変な場所」「戻しにくい場所」を声に出して共有します。
一人では気づかなかった不便さが、チームで話すと次々と見えてきます。
洗い出した不便さをもとに、使用頻度と物の重さを基準に置き場所を見直します。
まず1つのトレイや引き出しだけ試してみる「小さく始める」姿勢が続けるコツです。
どこに何があるかを明記したラベルを貼ります。
新人スタッフさんも迷わず動け、元の場所に戻す習慣も自然に身につきます。
「整理された状態を維持できる仕組み」こそが最終ゴールです。
環境を整えることは、スタッフの健康を守ります


収納を見直すことは、単に「職場をきれいにする」話ではありません。
毎日一緒に働くスタッフ一人ひとりの体を、長く守ることにつながります。
体が楽であれば、心にも余裕が生まれます。
余裕があれば、患者さんへの笑顔も自然とあふれる。そして医院全体の雰囲気が、静かに、確実に良くなっていきます。
「使いにくいな」と感じた瞬間——それは改善のサインです。
小さな気づきを放置せず、チームで丁寧に積み重ねていくこと。それが、長く働き続けられる職場環境を育てていきます。
まず今日、一か所だけ。
見直してみる機会になりましたら幸いです。
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- 何から手をつければいいかわからない
- スタッフの動きに無駄が多いと感じる
- 第三者の視点で整理してみたい
そんな段階でも、問題ありません。
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歯科医師・スタッフの皆さまがこれからも安心して診療に向き合えるよう、職場環境の面から丁寧にサポートいたします。









