歯科クリニックに受診したとき、「あら…」と感じることが時々あります。
それはきっと現場スタッフさんは気づきにくい場面。
なぜなら、上を見上げたり、初めて見かけるなど患者目線はスタッフと違うから。
「家政婦は見た」的にちょっと気づいてしまう、片付いていない歯科の5つのシーンをご紹介します。
開けた扉の中が結構乱雑
収納棚の扉を開けて、中に入っている物品を取り出す際、スタッフさんだけじゃなくて患者さんも見えています。
地層のような資料、詰め込まれただけの資材、取り出しにくそうな様子…。
「扉を閉めてしまえば外から見えないから大丈夫」といった本音を感じてしまうことも。
雑多な空間は、仕事道具を大事にできていない印象も与えてしまいます。
忙しいと収納棚の中まで整える機会が取れないですが、患者さんから見えるところは使いやすくある程度の見栄えも整えておく方がベターです。
引き出しをバタバタ開けている音が響く
先生からの指示でスタッフさんが必要物品を出すよう言われた際、カートや引き出しを開けて閉めている音は、結構響きます。
(目を閉じて横になっていることが多い患者さんは、聴覚が優位になっている)
何度も開け閉めしているのを聞くと、目を閉じていてもわかる焦り感…。
場所を覚えていないのか、わかりづらい収納なのか…。
ちょっと残念に感じてしまう場面です。
受付の後ろの棚が結構雑多
自宅の顔が玄関なら、クリニックの顔は受付。
受付の後ろの棚が作り付けでオープン棚だった場合、パッと目に入る場所でもあります。
ここに、クリアファイルがでろんと雪崩れていたり、収納ボックスがちぐはぐだったり、置いているものに統一感がなかったりすると、残念な印象にうつります。
ここに必要なものは何か、目に入れて美しいものか、視覚情報量として適切な量が置かれているか。
客観的な目で、置くものを厳選されることをおすすめします。
おいているパンフレットが古い
待合室の棚に置かれている様々なパンフレット。
よく見ると、色あせていたり、くるんと端が丸まっていたり、数年前のものだったり「置かれてそのまま」だったりのものがあります。
そうなるとこのパンフレットの情報の正確性、信頼度が落ちて見えてしまうもの。
患者様にわたすパフレットやチラシ類も定期的に「情報の鮮度」を確認することが患者様からクリニックへの信頼にもつながります。
今ある資料類の見直しを定期的にぜひ。
換気扇に埃がびっしりついている
座って話を聞くときには全然気づかないものですが、受診の際、患者さんは横になって天井を見上げる姿勢を取ります。
天井をふと見たとき、埋め込み式のクーラーの換気口や一般の換気扇に、長年蓄積された埃をみかけることが稀ですがあります。
そこで働く方たちは上を見上げる機会が仕事中はあまりないので、なかなか気づきにくいもの。
しかし、ぴろぴろと埃が落ちそうで落ちない様子はみていて清潔ではありません。
大掃除の際に床だけでなく、天井や部屋の隅の掃除もぜひ。
定期健診のように職場環境の見直しも検討を
いかがでしたか?
患者さんはクリニック内を意外とよく見ています。
歯の定期検診と同じように職場の見直しも本当大事。
ちょっとドキッとされた歯科の関係者の皆様、目に見える職場環境の改善をぜひご一緒に。
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