先日、年明けに出産予定の新婚さん夫婦へ片付けサポートに入りました。
1回3時間×3回で見直した場所は「キッチン全部」「夫婦のクローゼット」「玄関横のクローゼットと洗面台全体」。
今回はそれぞれの回の片付けの様子をご紹介いたします。どんな化学反応が起こったのか、続きはこちらから!
ご依頼いただいた経緯
今回ご依頼いただいたのは、年明けの第一子出産予定の新婚のご夫婦。
実は以前片付けサポートをご依頼いただいた方が、今回伺う先のお嫁さんのお母さまで、「以前やってもらってよかったから、孫へのスペースを作ってあげてほしい」と私に打診され、娘さん夫婦もご承諾→とのことでご縁がつながっての片付けサポートとなりました。
1回目)現状把握とキッチンの片付け
さて収納十分の2LDKのお住まいは、築浅で室内設備もばっちり。
でも「モノが多くて…」「どこに何を置いていいかわからないんです」というお2人。
室内全体を拝見し、現状と今後のご希望を伺いながら、ご自宅のゴールを「いつでも人を呼べる家にしたい」とのこと。かしこまりました、喜んでお手伝いいたします!(^^)
1回目は、まずどのように片づけていくか具体的な片付けの順番をお伝えして、キッチンの片付けを行いました。
中々見直す事のなかったキッチンの奥や食器棚のものまで、一つ一つ手にとってお互い相談しながらモノを選ばれるお2人。
終始穏やかで「こんなのあった?」「これはもういいかな」「これ〇〇に使えるよね」
そんな様子にほっこりする山田。令和の夫婦は片付けは共同作業ですよ、素敵すぎる。感涙。
選んだものを使いたい場所に一緒に収納していきます。ご夫婦の動線に合わせていろいろ調整も楽しいもの。
そして奇跡が。
固定電話がおけるスペースの上が空いていて、自宅にあった使われていないスチールラックがピタリ収納‼️
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はい、優勝!!!!
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まず仮置きでおいてみてこのままでもいいし、収納用品替えてもいいし、見えないように隠してもいいし、仮提案としてやってみたところ、「ここに収納ができるなんて(涙)」といたく感動して頂けました。
埋もれて見えなかったキッチン用品のストックがこれで一目瞭然。こちらにおいて試験運転開始です。
キッチンカウンターの上もほぼモノが0になり、「見える世界が変わりました」「あー気持ちいい!」とご感想をいただけて、片付け冥利に尽きる現場となりました。
2回目)さよなら独身。夫婦のクローゼットを片付け
2回目はクローゼットの片付けサポートに入りました。
奥様の方はこれから出産・育児を見据えて服を選んで行きました。大変だったのはご主人の方。独身時代からそのまま持ち込まれた服がクローゼットにパンパンに、そしてあちこちに一家離散状態。
大事にきていたコートは毛玉が点在、何枚もあったシャツは襟が黄ばみ、趣味のための装いも何がどれだけあるか不明。
すべて手にとって、カテゴリーに分けて、状態を確認して、
今とこれからに似合う大人の階段を登ったような、そんなクローゼットになりました。
手放したハンガーの数は、もはやカラスの巣?レベル。
綺麗に掃除機をかけて、一足先にクローゼットの大掃除も完了です!
片付け後に奥様から、「物をなかなか捨てれない(夫)くんがあれだけ手放せたことが嬉しかったです。ありがとうございます!!」とご感想を頂きました。
一言も捨てて下さいと言わずとも、必要なモノを気持ちよく厳選できるようになる。それが私の仕事です。
そして今回お役御免となった服や雑貨をリサイクルショップに後日持っていったら、5000円近い売却額になったそうで、お2人でハイタッチされたそうですよ♪
3回目)一緒に収納を考えよう。クローゼットと洗面所の片付け
3回目は「収納スペース」と「洗面所全部」を片付けです。
玄関横にはクローゼットほどの収納スペースがありましたが、ほぼ生かし切れていない状態。
一度全部出してみると
「これ何?」「これ使わなかったね」「これ足りないね」そんな発見が沢山ありました。お2人のご希望に合わせて収納していくと、全然余裕ある空間に変身!
今のベストで作ってみて、さらに空間利用できるアイデアもお渡ししました。
つぎは洗面所へ。
毎日使う洗面所も意外と汚れているもの。ここも見直すことで大掃除もできて一石二鳥♪
お2人の必要なものがはっきりとわかったところで、収納とラベリングをお2人メインでやってもらいまして、
「ここかな?」「えーと、書くのは…」と共同作業。息ぴったり。仲いいご様子に感涙の初老(山田)。
そして完成!
どこに何があるのか探さない仕組みができました!
続いて、奥様の方は今までのコスメ類も一気に見直し。
明らかに期限切れのものがこれだけお役御免となりました。
化粧品の命は結構短いのです…。
これから家族が増えても一時的に片付けられなくても、元に戻せる知識と実践を得たことでお2人の表情はとても朗らかでした。
「ものはあんまり捨ててないのにこんなにスッキリするなんて」「自分の場所もできてとても嬉しいです」
と嬉しいご感想を頂きました。
ベビー用品を置く場所も十分に確保して、3回の片付けサポートは無事終了となりました。
片づけられないと悩む方へ
片づけられなかった過去から今まで、いろんなモノとのお別れを通して学んだことがあります。それは、
片付けは、自然発生的にできるものではありません。
片付けは、女だから主婦だからできるわけではありません。
片付けは能力の問題じゃなく、必要なのは正しい知識と実践です。
※2023年2月~自宅片付けサポートは終了しています。
1年以内に自宅丸ごと全部片づける意思のある方のみお問い合わせください。