【レポ】3種類の耐熱ポリ袋でご飯を炊いてみた。味や仕上がりに違いは?

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やまだ

パッククッキングご飯に違いは出るのか?!

災害時でもあたたかいごはんが食べられる方法の1つに『パッククッキング』があります。

今回、このパッククッキングができる耐熱ポリ袋を使って、ご飯を炊いてみることにしました。

3種類の耐熱ポリ袋で炊いたご飯に、味や仕上がりに違いが出るのか。

どんな結果になったのか、ぜひ最後までご覧ください♪

今回の結論

3つのメーカーの耐熱ポリ袋で炊いたご飯はおいしく食べることができた

目次

パッククッキングとは?

パッククッキングとは、

耐熱性のポリ袋に食材と調味料を入れ、お湯で湯煎加熱する調理法のこと

使う物は、耐熱用のポリ袋で、商品名でいうと「アイラップ」などが有名です。

パッククッキングのメリット

食材を入れたポリ袋をそのまま食器代わりにできるため、洗い物が大幅に減ります。

また、鍋に入る数だけポリ袋を使い、それぞれ違う料理を同時に作ることができます。

アレルギーや好き嫌いにも対応しやすいです。

ガスや電気が使えない状況でも、カセットコンロや焚き火などでお湯を沸かせば調理できます。

やまだ

災害時やアウトドアなど限られた環境下でも温かい食事を作れる便利な方法として注目されています☺

我が家でも普段の調理でこの「パッククッキング」を活用しています。

鍋やフライパンの洗い物がでないので、大変便利です!

以前この「パッククッキング」はじめてさん向けの体験会も行いました。

パッククッキングをやってみようの様子

パッククッキングができる耐熱ポリ袋3つ

パッククッキングでは熱湯に入れて調理をするため、普通のポリ袋ではなく耐熱用のポリ袋を使います。

(左)無印 (手前)まいにちおいしい袋(奥)アイラップ

自宅で用意したのは次の3種類です。

無印良品/湯せん調理ができるポリエチレン袋(タテ35㎝×ヨコ25㎝ 40枚入り99円)

まいにちおいしい袋 モフ S サイズ(タテ30×ヨコ20 20枚入り286円)

アイラップ(タテ35×ヨコ20×奥ゆき7 60枚入り160~180円程度)

各社広げてみた図

それぞれに細かい特徴がありますが、共通しているのは普通のポリ袋のように使えるだけでなく、

・湯せん調理が可能
・そのまま冷凍もできる(電子レンジでの解凍可)

と用途が広がって便利。

手に入れやすさは「アイラップ」
気持ち多めに材料を入れたいなら「無印」
BOS素材で匂いが出ない高機能さもほしいなら「まいにちおいしい袋」

といった印象です。

パッククッキングで何ができるの?はこちらを参考に

パッククッキングでご飯を炊いてみた

(左)無印 (手前)まいにちおいしい袋(奥)アイラップ

この耐熱袋を使って、白米でご飯を炊いてみることにします。

パッククッキングでご飯を炊くのは以下の通りとしました。

ごはん1合に対し水250㏄を入れて1時間浸水させる

沸騰したお湯の中に8分入れて、火を切って30分そのまま鍋の中に入れる

浸水中の様子
お湯が沸騰後なぜそこに皿を敷いた上に沈める
8分沸騰後にシャトルシェフへ移す
シャトルシェフで保温

ライフライン停止を想定して、カセットガスコンロ(+ガスボンベ)を使用、保温鍋として我が家で大活躍のサーモスのシャトルシェフを使いました。

ガスが使えない際はカセットガスを使いますが、できるだけガスの節約をしたいので、このような保温鍋があるとあたたかく調理できる時間が増えるのでおすすめです。

(なければバスタオルを二重に巻いたり、鍋帽子もあると〇)

家族4人でちょうどいいサイズ(山田家愛用)

ご飯が炊けました

(左)無印(中央)アイラップ(右)まいにちおいしい袋

1合ずつ炊いて、それぞれお皿によそっておかずと一緒に食べてみることにします。

かたまって炊けているので、しゃもじでできるだけほぐします。

もぐもぐ…

もぐもぐ…

パッククッキングご飯のお味はいかが?

(小学生の子供)

どれもあまり変わらない気がする。まいにちおいしい袋はちょっと硬い気がする。自然と手が伸びたのは無印かな

(中学生の子供)

無印が一番柔らかいかな

(私)

お米がおいしいから全部おいしい

(左)無印(中央)アイラップ(右)まいにちおいしい袋
無印耐熱ポリ袋で炊いたごはんを一番食べた

総じての感想は…

ごはんの芯の硬さはない

柔らかさもある

でもべらぼーにおいしいわけではない(正直)

というわけで、

一番おいしいのが「いつもの土鍋で炊くごはん」、その次が「パッククッキングご飯」、あれば食べるのが「アルファ米(非常用の乾燥ご飯)という結論に至りました。

子供たちと食べながら、

災害時に温かいごはんが食べられるのは、ものすごくありがたいことだよね

と話したのでした。

日常にパッククッキングを取り入れてみよう

以前パッククッキングで作ったお昼ご飯の様子

パッククッキングは、災害時だけでなく、キャンプやピクニックなどのアウトドア、普段の食事作りにも活用できます。

今回のような白飯だけでなく、お水の量をふやせばおかゆもできますし、炊飯器のように炊き込みご飯もできます。

おかずでは、ハンバーグや煮物、スクランブルエッグ、ゆで野菜でポテトサラダ、ミネストローネや蒸しパンも!

今までガス調理していたものが、オイルフリーで出来上がるのもヘルシーですし、ポリ袋だけで調理が完結するので、洗い物が少ないのが一番のメリットを感じます。

基本、材料を入れて調味料を入れてお湯にいれるだけでできるので、ぜひ日常にとりいれてみてくださいね。

やまだ

料理が苦手な人こそやってみてほしいです♪

おわりに

今回は我が家の防災対策の一例として、「3種類の耐熱ポリ袋でご飯を炊いてみた」をお届けしました。

味や仕上がりに大差はありませんでしたが、パッククッキングでご飯を炊けることを家族と共有できたことで、いざという時は自分でご飯を炊けるスキルも得られたと思います。

やってみると簡単で美味しく食べられるパッククッキング。

やまだ

耐熱ポリ袋でご飯もゴミ入れもOK

ご自宅でぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

今回使った耐熱ポリ袋3つ

無印良品/湯せん調理ができるポリエチレン袋(タテ35㎝×ヨコ25㎝ 40枚入り99円)

まいにちおいしい袋 モフ S サイズ(タテ30×ヨコ20 20枚入り286円)

アイラップ(タテ35×ヨコ20×奥ゆき7 60枚入り160~180円程度)

パッククッキングで何ができるの?はこちらを参考に

片付けのプロ×防災危機管理者の私ががおすすめする防災用品はこちら

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