
実際災害ボランティアに参加された方のお話を聞いてみたいです!
災害大国、日本。
昨年元旦に起こった能登半島地震では、現在も復興が進まずボランティアの支援が続いています。
先日、実際に能登半島へ災害ボランティアとして参加された方のお話を聞く会に参加しました。
今回は、災害ボランティアに参加された方のお話や感じたことをお伝えします。
災害ボランティアの活動は多岐にわたり、出来ることが沢山ある
当日の内容や様子
1月某日、長久手市社会福祉協議会ボランティアセンター主催で「災害ボランティアを考える会」が行われました。
無料で誰でも参加できる会です。
二部構成になっていて、一部では能登半島への災害ボランティアの活動報告、二部では2グループに分かれて「それぞれ地元に貢献できるボランティア活動を考えよう」というシェア会でした。
6月の様子
活動報告では、昨年6月に4人でレンタカーを借りて個人参加された方のお話からはじまりました。


行くまでにボランティア登録から使用物品の用意など、いろいろと準備が必要だったそうです。
被災地で起こりやすいのが窃盗や盗難。
受け入れる被災側も、できるだけ安心に受け入れたい。そのために活動申し込みは参加側には壁が高い内容だったとのことでした。
県によっては、地元のボランティアセンターにボランティア登録しておくと、その情報が受け入れ側にそのまま使えて申し込みがスムーズなところもあるようです
現地では、全国からボランティアに集まっていたとのこと。
印象的だったのが、熊本の震災を経験されている方と一緒のグループになったそうで、ボランティア先の要望が支援が難しい状況との判断をして、先の要望はお断りし撤収したとのこと。
ボランティアでできること、できないことの線引きを最初にしておいて共有することの大切さも感じました。
12月の様子
お2人目は12月に仮設住宅の集会所にラーメンを作りに行くボランティアに参加された方のお話でした。
住民の方はカレーや豚汁には飽きていた印象だそうで、ラーメンを大変喜んでくれたとのこと。
この方たちの前は「出張カラオケ」でカラオケができる機械をボランティアの方々がもってきてくれたそうで、集会所でカラオケ大会をしたんだよ、と。
交流の中で「ラーメンを家に持って帰りたい」と数人の方にいわれたそうで、「家に夫がいる、あまり外出したがらない」など家族があまり家からでたがらない人がいる様子。
特に男性に多いのが、震災後に違う場所で生活をすることや家も仕事も失ったことで、すごいストレスを感じて引きこもる方も少ないとのこと。
自分の気持ちを安心して話せる場所や人間関係を作ることも、生きていくうえで欠かせないと感じました。
災害ボランティアにかかる経費はどうなる?
災害ボランティアに行くまで、かかる交通費(レンタカー代やガソリン代、ボランティア用の宿泊施設など)は、愛知県の防災ボランティアの助成金でかえってきたとのこと。
高速料金は災害ボランティアであることが証明されると石川県から通行証がもらえるとのこと(当時の話です)。
食費やお土産代などは自己負担だったそうで、支援にかかる金額はそこまで大変ではないという印象でした。
災害の経験やこれからできることを話そう
2部では意見交流の時間に。


用意くださった長期備蓄できるおせんべいとチョコえいようかんをいただきました。
30年前阪神淡路大震災の話や、周りとの防災意識の違い、災害ボランティアを始めたきっかけなど、参加された方の思いや軌跡、やっていきたいことなどを聞けてとても参考になりました。
私からは、



このチョコようかんもおいしいけれど同じ井村屋が作っている無印の方がもっとおいしいです!
とムジラーとして、無印の布教活動をしてきました(≧▽≦)
(↑どちらも食べたことがあるけれど無印の方が私はおいしかったので)
復興って何だろう?
スタッフさんが、会の中でこう言っていたのが強く印象に残っています。
「当たり前の生活を取り戻せることが、復興なんです」
まだまだ、自宅に帰れない、自宅の屋根にブルーシートを引いて生活をしている人がいる、断腸の思いで故郷を離れた方がもいることを思うと、胸がぎゅっと締め付けられそうになります。
いつもの暮らし、あたたかい家、気楽な人付き合い…。
災害ボランティアは、家の片付けがメインで報道されていてその印象が強いですが、生活支援でもできることが沢山あるんだなあと、参加してすごく視野が広がりました。
体力には自信がないので力仕事は難しそうと思っていたけれど、生きていくことのサポートは限りなくあること。
私にできることはないか、これからアンテナを張っていこうと思いました。
ボランティアセンターの担当者様、開催をありがとうございました!
片付けることで減災につながります
いつか使うかもととっておいたものが災害時凶器となって、あなたや家族に被害をもたらすかもしれません。
大災害後に片付けしようと思っても、すぐにゴミ収集車は来てくれません。
身の回りを整えておくことも大事な防災対策である
身がるな暮らしに整えることは、備える以上に大事なことだと感じています。
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