本家で沢山の親戚を迎えた年末年始。
そのために用意された沢山の食器やコップ、調理道具…時は過ぎだんだんと規模を縮小して役目をずっと前に終えていたモノたちを、とても一人では片づけられない。
そんなお家へ2日連続で片付けサポートに入りました。今回はその様子を写真つきでご紹介します。
一室丸ごと物置部屋を片付けたい
自宅内にある、1室。使われず物置部屋と化していました。
本家での慶事はだいぶ縮小されたそうですが、最長20年ほど眠っていた大量のおもてなし用の食器はこちらを中心にそのまま残されていました。
今後について伺うと、自宅での会食を伴う集まりは今後もない、とのこと。そのため、最小限の必要なものだけ残し、あとは「全処分」ということになりました。
2年前に同居されていた義母さんが亡くなったことで、慶事ごとへの今後について、心の踏ん切りがついたそうです。
ダンボールに新聞紙とティッシュに一枚ずつ包まれていた、お茶碗、お碗、小皿、取り皿、深皿、大皿、茶碗蒸し用の食器、湯飲み、寿司桶、調理器具そしてまた茶碗蒸しの食器が出てくる出てくる
「心配しなくても沢山食器あるから」
という謎の予言をされるお客様(;^ω^)に 「綺麗な皿してたんだね〜知らなかったよ〜」と勝手に脳内変換されるほど圧倒的な物量に脳の処理が追いつかず
「何も言えなくて…皿」。
かつて綺麗だったお皿も洗い残しのせいかシミやカビ欠けがあり、ほぼお役御免へ。手放した食器は軽く1000枚を越すと思われます。
2日とも出てきたのが、大量の包装紙。おかずやご飯を容器にいれて包んでいたようですが、未使用のまま段ボールにこちらも500枚以上残されていました。
片づけた部屋の近くにあった納戸スペースも全部出して、季節で使う道具類を収めることに。
ゆったりと置かれて、取り出しやすさも叶いました。
片付けサポートの5・5時間、1日目ででた処分の量↓
ここに載っていないお役御免のものも部屋の中に10袋(もうこれ以上外に出せなかった)。山田史上、最高量の処分量となりました。
翌日出したプラスチックごみ袋は28袋だったそうです。(一輪車に載せてゴミ集積所まで5往復とのこと)
2日目は遺品整理へ
翌日は別の部屋の、置物置物置物、座布団座布団座布団、着物着物着物を見直しました。亡き義母様の遺品整理もいよいよ最終段階です。義母様の嫁入り道具の桐箪笥2棹に入っていたものは4分の1ほどに。
まだ着られる状態のものはご友人に譲られるそうです。
桐箪笥の引き出しにひかれていた新聞紙は1984年のもの。
日付はーはるかーなメモーリー♪ (ただ歌いたかっただけ)
押し入れいっぱいの座布団も、必要数を見直して通年用と夏用で揃えました。
お役御免になった座布団ですが必要な方がいたら譲りたいとのことで、SNSで募ってみるとのことでした。
笑点の山田的には欲しいのですが(;^ω^)置く場所ないから残念。
(ふかふかの座布団だと5枚重ねて座るのが限界の印象でした。)(^^)
お客様の感想
「あすみんに来てもらって本当によかった。こうでもしないと手放すきっかけがなかった。
片付けできないことはやっぱり恥ずかしいし、あすみんだから頼めたんだよ。
片付けした方がいいことはわかっているけど、産婦人科で恥部を見られるより、片付いていない家を人に見られる事は恥ずかしいんです。」
こちらのお客様とは、月2回の片付けサポートを半年ほどのお付き合いとなりました。
「恥ずかしい」
その想いを超えて、片付けサポートを頼んで下さった方の毎日を、人生を変えるお手伝いをこれからも心を込めて行っていきたいと思う現場となりました。
「空間が軽い!」
達成感いっぱいの笑顔のお客様とそんな話をして。
2日連続の片付け、お疲れ様でした!
追記
現場入りする前の一枚。「さむーーーーーーい」と叫んでおります。
寒い状況でも片付け中はなぜか汗をかくという状況に。15時のおやつにアイスのパルムをいただき、おいしくクールダウンでした♡