歯科医院で「誰かが勝手に置き場所を変える」問題を解決する3つのポイント

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歯科医師

使用物品が定位置にないことがあってスタッフ間で混乱しているようです…

歯科医院で働いていると、

「あれ?ここにあったはずなのにない!」
「昨日と場所が違う…」

…こんなこと、ありませんか?

誰かが「この方が便利」「とりあえずここに置いておこう」と思って置き場所を変えてしまい、翌日ほかのスタッフが探し回る。

忙しい診療中に「どこどこ?!」と探すのは、本当にストレスですよね。

この記事では、歯科医院でよくある置き場所シャッフル問題を解決するための方法を、現場目線でお伝えします。

同じような悩みがある歯科関係者の方はぜひ最後までご覧ください。

✔今回の結論

分かりやすい仕組みをつくることで勝手に動かされにくくなる


目次

なぜ置き場所が勝手に変えられてしまうのか?

使用物品が定位置に戻らない、置かれない原因は以下のことが考えられます。

  • 収納ルールが決まっていない
     → 「ここに置いていいんだろうな」と、それぞれの判断で動かしてしまう

  • 全員に共有されていない
     → 一部の人しか知らないルールは、守られない

  • 現場で使いにくい収納になっている
     → 動線に合わない場所だと、「こっちの方が便利」と考える人が出てくる

このように、悪気がなくても、置き場所は変えられてしまうことが起こります。

「置き場所を勝手に変える人が悪い」と思いがちですが、根本的な原因は、『仕組み』の問題であることが多いです。


解決のカギは次の3つ

勝手に変えられないようにするために大事なことは、次の3つです。

  • 誰でも分かる“見える化”を行う
  • 全員で守れるルールを決める
  • 定期的にルールの最適化を行う

初日勤務の新卒でも、週に数回しか入らないスタッフでも、「直感的にわかる」目印があることで、ここに戻せばよいというのが自然とわかるようになります。

次に、「ここは〇〇を置く」というのを全員で共有することで、共通認識がうまれ、行動につながります。

そして、決めたこのルールが「今とこれからも使えるものか」を定期的に見直すことで、より使いやすく動きやすい職場になっていくのです。

今日からできる!置き場所トラブルの解消法

では、具体的にどのようなことをしたらいいのかをお伝えします。

・ラベルで場所を固定する

棚や引き出しにラベルを貼って、「これはここ」と一目で分かる状態にします。

ラベルはテプラなどのネームシール機で統一すると、見た目もきれいですが、百均で売っているはがせるラベルシールに手書きでもOK。

モノの住所を決めることでは「定位置管理」と呼ばれ、探し物を減らすために不可欠なポイントです。

・ 写真で収納マニュアルを作る

「元の場所はここ」と写真で残しておくと、戻すときに迷いません。

写真をプリントアウトして、ラミネート加工して壁にはるのもわかりやすくなります。

「この物品はこのように戻してね」と都度説明しなくてもいいので、より診療に集中することができます。

・全員で話し合ってルールを決める

「こっちの方が便利じゃない?」「これとこれはまとめた方が在庫借りが楽じゃないかな?」

という意見も大事。

現場スタッフ全員で決めると、自然と守られやすくなります。

勝手に場所を変えられるものが多いアイテムがあれば、そこだけに絞って決めるだけでも十分効果があります。

・定期的に見直す

「ここに置いたけど不便だった」「もっと近い方がいいかも」ということもあります。

月1回くらいのペースで、5分でもみんなで見直す時間を作るのがおすすめです。

これは普段みなさんが患者さんにされている「定期健診の必要性」と同じ。

時間を作って見直すことで、口腔内も職場も健康でいられることに寄与します。


仕組みができるとどうなる?

以上のようなことを行うことは、次のようなメリットがあります。

  • 「どこにあるの?!」と探すストレスがなくなる
  • 人によって片付け方が違う問題がなくなる
  • 新人もすぐに覚えられる
  • バタバタ探している姿を患者さんに見られなくなる

現場の雰囲気もよくなり、安心して診療に集中できるようになります。

ぜひ取り入れてみて下さい。

こちらもご参考に


まとめ

いかがでしたか?

今回は歯科医院で「誰かが勝手に置き場所を変える」問題を解決する方法についてお伝えいたしました。

歯科医師

スタッフみんなが気持ちよく働けるようになりそうです

やまだ

「仕組み」がスタッフ間の行動の標準化に寄与できると考えます

「誰かが勝手に置き場所を変える」問題は、人のせいではなく、整っていない仕組みが原因を考えてみることで、解決の糸口が見えてきます。

ラベルや写真で“見える化”をして、全員でルールを決め、定期的に見直す。

この小さな工夫で、探し物に振り回されない職場が実現します。

今日からできることを少しずつ取り入れてみませんか?

今回の記事が、スタッフ間の片付けに対する問題解決のヒントになりましたら幸いです。

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