診察中ちょっと気になるんですよね…
患者さんによっては、歯科医院への受診は緊張度が高い人も少なくありません。
治療で起こる痛みや、機械の動作音などが緊張を増す原因の1つです。
そんな中で診察中にピリッとストレスを感じるものがあると、緊張度がさらに増して気持ちが沈むことにもつながってしまうかもしれません。
今回は、歯科医院に通う友人知人から聞いた「ここが気になる」「ストレスを感じることがある」例をいくつかご紹介します。
患者さんからはなかなか言いづらいことなので、ぜひ最後までご覧ください。
意外と見てます。聞こえてます。
△引き出しをバタバタ開けている
患者さんは治療中、顔にタオルをかけられたり、目を閉じていることが多いので、聴覚が冴えています。
そのため、周囲の音が思った以上に聞こえていることが多いです。
使用物品が入っている引き出しやキャビネットを「ここかな」「こっちじゃなかった」などバタバタ開けていると、
探しているのかな…
結構バタバタしてるな…
と大丈夫かな?とちょっと不安な気持ちになることが多いようです。
△「あれどこー?」が良く聞こえてくる
使用物品が見当たらず、
「あれどこか知ってる?」「わからない~」「多分そこらへんじゃない?」「〇〇さんに聞いてみないとわからない」
などの会話がよく聞こえてくると
整理整頓されていないのかな?
取り間違えとか起きそう…
といった良くない印象を感じる方も少なくありません。
△「ちょっと待っててくださいね」といわれることが多い
「取ってきます、ちょっと待っててください」
「あれ?どこかな…、ちょっと待っててくださいね」
という状況が日常的に多いと、その都度治療や案内が中断することになります。
出先でなかなか商品が出てこない、一度でオーダーが通らないお店があったとしたら、何度も通いたくなるでしょうか?
また待たされるの…?
といい気はしないのではないでしょうか。
待たせるということは連携がうまく行ってないことも想像されるので、患者さんにとって不信感が生まれることにもつながります。
△見えている棚の上がごちゃごちゃしている
患者さんから見えている収納棚の中や棚の上に、「空いているから」と備品の段ボールが山積みにされていたり、秩序なく「とにかく置いている」という状況があると、
患者さんからは、
なんかうっとうしい
落ちてきたら怖い…
とストレスや不安を与えてしまう要因になります。
見えているところこそ、整然と並んでいる、もしくは余裕をもって置かれていることが大切です。
△動線に備品の段ボールが山積みされている
患者さんが歩くところや、非常口前やトイレの近くなどに使用物品の段ボールが置かれていて通路にはみ出したりふさいでいると、とても危険です。
足腰の弱い方がはみ出た物品に足を取られて転倒したり、地震が起こった際に外へと出る通路をふさいでしまって出られないという状況を連想させてしまいます。
「空いているからとりあえず置く」のではなく、動線をふさがないことや収納場所をきちんと決めておくこともとても大事です。
患者さんは結構見てます 聞こえてます
このように日常的に行っていることや会話は、患者さんは意外と見ていますし聞こえているもの。
スタッフさんがモノを探していたり、使用物品の管理がうまくできていないと、このように患者さんにも良くない影響を与えてしまう要因にもなります。
「時間ができたら」ではなく「時間を作って」職場環境を見直し使いやすくすることは、安定経営の土台に欠かせない
と言えるのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「ちょっとストレス…」患者さんからそう思われてしまう歯科医院の特徴についてお伝えいたしました。
毎日のことだとなかなか気づきにくいことはありますね…
だからこそ定期的な見直しは大事だと感じます
毎日見ている職場だと気づきにくいことも多いもの。
患者さんの立場からだといいづらいことだったりします。
小さなストレスが重なると再受診率にも影響が出ることも考えられます。
歯の定期健診と同じように、定期的に職場環境の見直しもぜひ☺
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