大きな地震がきたときに食器が割れると大変そうです…
ご自宅でお使いの食器は、普段食器棚にしまわれているのが一般的ではないでしょうか。
我が家の食器棚は自作したものなのですが、使い勝手は最高でも防災対策が難しいと感じていました。
そこで今回、思い切って食器の収納場所を変えてみたんです。
普通ここには食器はあまり収納しないしないところが、現在の最適解になりました。
今回は「現在の食器収納の様子」をお伝えします。
こちらの記事がご自宅の防災対策の参考になりましたら幸いです。
我が家の食器棚の様子
我が家のキッチンの様子はこちらです。
ラタンボックス4つにお茶碗やサラダプレート、コップなどをそれぞれ入れていました。
見た目も使い勝手も最高なのですが、地震が来た時にこの収納では落下は防げず、落ちて割れてケガをしたり、始末が大変だという懸念がありました。
市販の4段の引き出しの食器棚を新たに購入することも考えましたが、まずここに移動してみて合わなければ次の選択肢でということで、いざ実践。
食器の移動先は…?
キッチンシンクの下の引き出しへ移動してみた
キッチンシンクの下に食器を移動してみました。
排水管が通る場所なので、匂いがどうかな?と思っていましたが皆無だったので置けました。
普段使いの食器はすべて収まったので私GJ。
でも普段使いのコップが置けず…。
最下段の引き出しにコップを入れましたが、
家族から「かがまずにコップを取りたい」というリクエストがでました。
私も腰がつらいのでよくわかる!
ではこれでどうだ!?
備え付けの包丁立てがすごい場所を取っていたのでAmazonで別途注文。
一番左に寄せて空いたスペースに必要数のコップを収納。
入りきれないものは再下段に入れました。
百均の収納ボックスやブックエンド、無印のアクリル3仕切り(2025年1月時点で廃盤?)でお皿を収納しています。
キッチンシンク下に入れてみたメリットデメリット
1週間ここで収めてみて、家族全員から「ここでOK」とのことでしばらくキッチンシンク下に食器を入れてみようと思います。
ここに移動して感じたメリットは、
- 引き出しすべてに食器が入っていて見やすい
- 一度に必要な食器を取り出せる
- 食器洗いのかごから最短の距離でお皿を戻せる
何よりも大きく感じるのは、
大地震が来ても食器が落ちないという安心感!
実際起こってみたらまた違うかもしれませんが、現時点では引き出しが落ちて食器も落ちることはないという安心感は得られましたね。
一方でデメリットとしては…、
- 食器を厳選しないと入らない
- 食器を沢山持ちたい人にはこの場所は不向き
- 収納に関する知識がないと限られた場所に収めるのは難しい
食器を厳選しないと必要アイテムが入らない場所なので、食器が大好きで集めている人には不向きな場所かなとも感じました。
また、この収納場所に一度で決まったわけでなく、
毎日引き出しを開けては、こっちがいいかなあっちがいいかな、ズレて嫌だから固定しよう、など何度も細々と見直しが続きました。
多分5回以上は細かく見直しています。
私自身がこのような「すき間をできるだけ作らないようにパズルのように収納する」のが得意ではないのもあって、時間がかかったのも事実です(見直し中はとても楽しかったですよ☺)。
キッチンカウンターには何を入れた?
前に食器を入れていた場所には「ボウル」「竹のせいろ」など、落ちても割れないケガしないキッチン用品を収納しました。
長年このキッチンカウンターに食器を入れていたので、たまに無意識にこちらの引き出しを開けてしまうことがありますが、それもまたご愛嬌ということで。
片付けることで減災につながります
いつか使うかもととっておいたものが災害時凶器となって、あなたや家族に被害をもたらすかもしれません。
大災害後に片付けしようと思っても、すぐにゴミ収集車は来てくれません。
身の回りを整えておくことも大事な防災対策である
身がるな暮らしに整えることは、備える以上に大事なことだと感じています。
おわりに
今回は我が家の防災対策の一例として、食器収納の様子をお届けしました。
実際やってみて思ったのは、「ここに収める分だけで我が家は十分だったし、数が少ない分より素敵な食器を使っていこう」ということです。
毎日の暮らしも楽しみながら、いざという時には命を守れる家でありたいです☺
今回の記事があなたの防災対策のヒントになりましたら嬉しいです。
片付けのプロ×防災危機管理者の私ががおすすめする防災用品はこちら