ずっと押し入れで眠っている「いつかやりたい」「昔はまっていた趣味」「どう処分していいかわからない」そんなモノたち、ありませんか。
その場所を使いたくても、圧倒的物量に心折れて何年もそのまま…。
そんなお悩みの方の背中をおした片付け実例を今回ご紹介します。
オンラインでも片付けサポートする時代のレポートをどうぞ。
捨てられない、片付けられないクローゼット
いつまで待ってればいいの
いつ会いにきてくれるの
何のためにここにいるの
一緒に暮らしているのに1人より2人でいるほうが孤独を感じること、別れが近いとそんな風に思うことって、ないですか。
実は最近、モノと離婚した人のサポートをしたんです。
はてはて・・・
どういうことじゃろうか・・・?
今回のご依頼内容は、
あるクローゼットを違う使い道をしたい、だけどモノが多くてどう整理したらいいかわからないので、オンラインで片付けサポートしてほしい
ということでした。
オンライン片付けサポートについてはこちらから☟
以前作ったハンドメイドのもの、趣味で集めていた雑貨、観劇したパンフレット、いつか作りたいと集めた木材、母から渡された大量の布
何年も箱に入ったまま、クローゼットに眠っていました。
お客様(Aさん)が好きでもっていたはずなのに、いつからか「いつかやりたいけど出来ない自分を責めるモノ」のように映っていたようで
「見るたびに心が重い」とのことでした。
好きだったのに、なぜか今は昔と同じようにときめかない。
でも、悪い気がして、捨てたら自分のやってきたことも捨てちゃう気がして踏み切れない。
決心できない。
一見やさしそうに見えるけど、残酷な選択
もし、あなたが好きな人から
「お前好きじゃないんだけど使えるかもしれないから、キープでいっか。
俺、ほかに好きな人いるんだけどそのままどこにも行かずいてくれよ」
と言われたらどう思いますか。
・・・
・・・
・・・。
私なら放送禁止用語並べて罵倒する気がします。
でもね、一緒なんです。
このクズ発言と「捨てられない私」の心理って。好きじゃないけど使えるからまだとっておく。捨てると持ったいないからとっておく。
これはただの決断の先送りにしかすぎません。
先送った先には、さらにモノが増えて状況が複雑化し思考停止して動けなくなるという未来が待っています。
もう手に負えない…!!
決断しないことで結果自分と相手を傷つける
中途半端なやさしさならいらない…
(なんかそんな歌詞あった気がする)
「何かに使えるかもしれない」の何かの正体
今回Aさんも大量のモノを前にして停止状態だったので
「本当にやりたいこと」「棺桶に入れたいくらい大切なもの」
を探していきました。
床一面広がったモノの一部↓
途中、謎の作品の提案に爆笑が止まらないひと時も。
2時間後、出したほとんどのものがお役御免!
元のクローゼットはここに入れたいモノがきちんと入る場所になりました。
お客様のご感想
後日Aさんから次のように感想をいただきました。
(左がAさんです)
「あすみん昨日は本当にありがとうございました!!
まだ別れ話ができていない現地妻がおりますが
(訳:時間が足りず、後日にまわってしまった、サヨナラか否かの判定ができていないモノたちがまだありますが)
格段に話が進んだことだけは確かです!!
あすみん弁護士やったら、かなりやり手の離婚弁護士になれるね…
モノとの対話、かなり疲れました…
が、やって損ナシ!!」
片付け離婚弁護士…
「別れられないモノたちと円満離婚めざします」
いや、本当そうだなと思いました。
執着と未練を手放して、望む未来へすすむお手伝いを「片付け」を通してしている。
人が変わる瞬間を見られるって、サポートする側のこの上ない喜びですね。
いつかはケリをつける日が来るのなら
生きていると、必ず別れがあります。
なぜなら、私たちは死ぬから。
いつまでも永遠って、人の想いだけではないでしょうか。
押し入れやクローゼットに眠っているさみしい思いをしているモノたちがいるなら、重い関係になってしまう前に手に取って対話してみてください。
あなたが本当に大切なものは、何ですか?
心が動いてモノが動く、そんなきっかけになりましたら幸いです。
Aさんがご利用いただいたのは「オンライン片付けサポート」。30分からご利用いただける片付けサービスです。
今回は2時間のご利用でした。
お客様の片づけたい場所やお時間にあわせて、サポート時間も柔軟に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。