そうだ、ITパスポート受けよう!
以前から受験を考えていたある国家試験に挑戦することにし、先日一発合格いたしました。
脳の記憶力の低下との闘いは大変でしたが、無事終えることができてほっとしています…。
今回は合格までの道のりを備忘録としてこちらに残しておきます。
今後挑戦する方への参考になりましたら幸いです。
ITパスポートとは?
ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
ITパスポート試験 iパスとは
具体的には、
・新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)
・新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識
・経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、
・IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、
・プロジェクトマネジメントの知識など
幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
出題範囲が幅広すぎて予想以上に大変では…?!
なぜ受験しようと思ったのか
以前「パスワード管理基礎講座」という個人起業家向けのセキュリティ対策講座を開催していました(現在は動画販売でごらんいただけます)。
その際、自分の知識を広げるにもこの「ITパスポート試験」を受験したほうがいいのでは?と考えていました。
しかし、日々の忙しさを理由に受験を見送っていまして、2024年5月になってやっと「ちょっと挑戦してみよう」と思い、約1か月後に試験日を自分で設定して申し込みました。
パスワード管理についてだけでなく、ITセキュリティの基本的な内容がこちらの動画でご覧いただけます↓
\お子さんに強いパスワードの作り方を教えられない方はぜひ!/
ITパスポートの試験にむけての勉強方法
試験1か月前~
ITパスポート用のテキストを1冊買って、1章ずつ読み進める。10~15分程度で終了
購入したテキストはこちら
上記テキストはとても分かりやすくて何度も読み返しました!
試験2週間前~
「ITパスポート過去問道場」で分野別過去問題2000問程度を解いていく。
テキストに載っていない語句を付箋に書いてぺたぺた貼っていく。
試験1週間前~
令和6年分の過去問を解き、全体の流れをつかむ
試験当日
午後から試験だったので、間違えたりよく理解していないところを中心に見直して試験にのぞむ。
ITパスポート試験当日から結果について
当日は会場に50人ほど来ていた感じがあります。
専門学生さんのように若い方から、還暦を過ぎていると思われる方など、幅広い年齢層の方がきていた印象でした。
1人1台PCが用意されていて、仕切りある空間の中、4択から1つ正解を選んで回答していきます。
120分の試験が終了して3秒ほどすると、画面に点数が表示されます。
上記の写真は、試験後2時間ほどで登録サイトでみられる採点の様子です。
「ストラレジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」それぞれに最低得点数が設けられていて、全体で600点以上取れば合格です。
点数が出たときは思わず泣いてしまいました…。
合格率は50%以上の試験ですが、語句を理解し、実社会でどのように使われているのかまで理解していないと回答に迷う物が多かったです。
実際、受験された方たちの掲示板を見ると複数回受験されている方も多く、1回で合格できたことは勉強した励みにもなりました(涙)。
テキストに貼った付箋は199枚。
よく頑張りました!
受験して思うこと
今が一番若い!
そう脳にいいきかせてこの1か月学び続けました。
正直、記憶力の低下を感じる日々でもありましたが、「やりたい!」と思った時にやっておいた方がいいと身にしみて感じましたね(特に試験など)。
長い宿題が出せたような、そんな気持ちで今ほっとしています。
ITパスポートの試験範囲は、ビジネスの基本からセキュリティ対策まで一般的なことを学べる機会にもなります。
今後ここで得られた知識を生かして、皆様に提供出来たらいいなと考えています。
今回の記事が、これからITパスポートに挑戦する方への参考になりましたら幸いです☺