大好きなアーティストやお芝居のチケット、チラシ、雑誌や新聞紙の切り抜き、パンフレットやグッズ。ファン歴分蓄積されて、いつの間にか心が重くなってしまった空間…。今回はこちらに片付けサポートに入りました。どんな心境の変化があったのか、実例とともにお伝えします。
趣味が集まった部屋
伺ったのは、50代 Mさん宅。月2回のペースで継続でサポートに入っています。
沢山の本や趣味のものが一室丸ごとに四面にあり、床には役目のわからないモノも置かれている状況でした。


いつの間にか手に取る時間もなく、使わないまま置かれた雑貨も時を止めていました。
モノを出す前にやること
前日に床にあるものは見直しされて、作業スペースを作ってくださったとのこと。ありがとうございます!
モノの片付けを実際する前にいつも聞くことがあります。
「この部屋をどうしたいですか?」
「どんな風に過ごしたいですか?」
しばし止まるMさん。
沢山ある思い出とどう向き合っていくか、まだ決めかねているご様子。
そこで、はっきりとお役御免がわかっている場所から見直すことにしました。
出てきたのは、この部屋でお茶をしたいと願いながらもいつしかしなくなり、ガラス扉の向こうに収まっていたティーカップや、毎月定期購入していたミニ香水、アルバムや選別されていない写真、いつか作ろうと思っていた生地沢山。
結婚祝いで持たせてくれた食器類も、ありがとうと手放すことに。
午前中だけで沢山のお別れするものが出てきました。

大量の思い出という情報
午後からは押入れに眠る沢山のチラシや雑誌の切りぬきを見直すことに。

観覧した、したかった演劇のチラシをみて一日過ごせるそうで、厳選されたチラシや切り抜きを集めて色々と想いを馳せているご様子。
クリアファイルに入っていた切りぬきをみては、「あー、全然見てなかったな。」という声が。大好きだったアーティスト関連のモノも、厳選されていきました。
アコーディオンのように大きく広がったジャバラのファイル。

時系列に入っていた切りぬき。
「ここはまだ触れない」とMさん。
何がどれだけあればあなたの心は満たされるの
棺桶に一緒に入れたいくらい好きなものは何
なんかの歌に出てきそうなそんな問いかけで、Mさんは静かに自分の心と対話されていました。
今までで一番、何も話さない、静かな静かな時間が流れる片づけとなり、
本当に好きなモノを見つける旅のような、そんな時間を一緒に過ごしました。
キャビネットの中はほぼ空となり

押し入れの半分もほぼ空になりました。

手放した不用品は14袋ほど
お別れしたモノを3方向で撮影したものをクライアントさんがMさんが送ってくれました。



毎回、この量がでるのですが、選別されたMさんと、受け入れてくれていたお家と、お役を終えたモノたちに、感謝の気持ちでいっぱいになります。
Mさんのご感想
最後帰り際に
「モノを持ちすぎる事は、罪だわ。
あすみんに問いかけてもらえなかったらきっとあのままだった。
なんかずっと気が重かった。
今はすごい達成感!」
とご感想をいただきました。
その後のメッセージでも、
今までは片付けする場をどうしたいか、というゴールが明確に描けていたんだけれど、今日は頭が全く働かずでした。
雑誌やチラシとか、写真と文字だらけでしょ! だから紙一枚でも、とんでも無く情報量が多い。
なので、とにかくめっちゃ疲れました(;^_^A
(中略)
そして最終的には棺桶に入れて欲しいスーパースターのみにしていきます♡♡♡
自分の荷物でさえ、こんなにもあるんだもん。 そして、ヒーヒー言って片付けしてるんだもん。
お片付け いつでも出来るは まーぽーろーしー
まぽろし。
今年の流行語大賞は「恩返し」と「まーぽーろーしー」に決定。( ´艸`)
片付けサポートについて
見直したいお部屋の3分の1を今日やりました。まだ陽の目をみたい子たちが待っています。
Mさんに今後も心も軽くなるフォローを致します。
ご自宅や個人事業宅への片付けサポートは有料講座に来てくださった方を対象としています。
オンラインでの片付けサポートは初めてさんもぜひどうぞ。

自宅へのサポートは3時間から
オンライン片付けサポートは1回1時間です。