「欲しくて買ったのに、いつでも使えるのに使わずにそのまま」。
そんなことってないですか?私にもあります。なぜそんなことになるのか。今日はそんなモノとの付き合い方を考えてみたいと思います。
何故使わずにいたのか…その本音
私は片付けの勉強を始めてから、できるだけ早く使ってみて合わなければ次の方のもとへ、という流れを作ってきました。
が。
恥を忍んでこっそり告白します…実は
「買ったのに全然使わずにいた」
ものがあったんです。
それは
「ミラーレス一眼」。
(イメージです)
何日もかけて検索し、ヨドバシカメラの店舗で店員さんに話を聞き、納得して購入したにもかかわらず、です。いつでも使えるように専用ケースに入れていましたが、寝かせること早1年。
おいおい山田さんよ
あんた、いつも「1年使わないなら手放そう」って講座でどや顔でゆうとるやんけ
(→誰設定)
なんでなんでしょうね?
自分で決めたのになぜ手に取らなかったのか?
改めて自分に問うてみました。
そしたら出てきました
「使うのが難しそうだから」。

えっ・・・
初心者向けのカメラ操作本買ったし、読んだし、設定してみたじゃん…でもやっぱり難しいって感じてたのか…っていう自分の本音に気づきました。
あとは、
わけわからんまま設定してみてもうまく撮れなかった
センスないなって感じた
やっぱりiPhoneでいいじゃん
って全然カメラに魅力を感じなかったという。
使うきっかけになった、ある機会とその後
そんな風になんやかんやで使わずにいた私に、転機が訪れます。
それは、地元住民向けに一眼カメラの使い方を教えてくれる市民講座に参加したことがきっかけでした。
仕事をリタイアされた方々に交じって、講師の方から一からカメラ設定を教えてもらい、これはどうしたらいいのかをその場で質問、解決できたことで
あ、カメラ楽しい
って小さい喜びの種が芽生えたんです。
それから月1回2時間、カメラを携えてカメラサークルに参加しています。

もっと片付けについて気軽に話してもらったり、サポート受けたりしてもらいたい
そう思っていた自分が、カメラに対してめちゃくちゃハードル高く感じていたけど、プロに聞いた方が早かったとつくづく実感した機会にもなりました。
みんな自分でなんとかできたら、って思うんですよね。自分で解決できれば時間も労力もお金も最小限で済むし、って。
でも、解決できないことなら動いた方がいいこと
そしてお金を払うことで、誰かの役に立ちそれが巡り巡って自分に豊かさとなって返ってくるという。
カメラを使えることで、片付けコラムなどに出す写真は、美しい写真を出せるようになったと感じていますし、
普段出会わないであろう方ともお話する機会が増えて、それがすごく新鮮です。
モノと向き合う時に大事なこととは
もし、あなたに、私のように買ったのに手に取らないものがあるとしたら
まず、使いたいか?
使いたいなら、なぜ手に取らないのか
使いたいなら、なぜ手に取らないのか
を、自分に聞いてみてください。
自分に聞くときのポイントは、どんな理由がでてきても否定しないこと。
否定されて心開く人はいないのに、なぜか自分にはダメ出ししがち。
特に昭和世代。
「自分には使えなさそう」
「操作が面倒くさそう」
「似たようなもの持ってたな」
いろんな本音がでてきたら、いつでも応援してくれる親友のように
「そうかー、じゃあどうしようか」
ってモノと自分と会話してみてください。

一番解決が早いのは、プロに教わって、自分とモノとの感触を感じてみることです。
決してそのまま放置はNG。
あなたがなくなった後、家族が処分に困るから。
あなたがなくなった後、家族が処分に困るから。
モノと仲良くなるのも、気持ちよくお別れするのも、どの選択肢も、自分が選んだことがベストです。手に取らないモノといい関係が築けることを心から願っています。

自戒を込めて。